ぬいぐるみ修理例のご紹介


 ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ(ハートマークのクマさん 40センチ)

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

ぬいぐるみの修理は、クリーニングが終わってから行います。ぬいぐるみの首の後ろに穴が空いていました。首周りはよく動く部分なので、糸や生地が弱ってきてほころびや破れが起こります。

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

また、家庭の洗濯機でガラガラ回してしまって破れたという修理のご依頼も多くあります。 綿に水が染み込むと重くなり、生地に負担がかかります。
ぬいぐるみクリーニングの工場での洗い方はすべて手洗いです。洗濯機に入れて洗うのはよくありません。家庭で洗う場合でも手洗いをおすすめします。そして脱水は30秒ぐらいでさっと終わらせてください。

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

さっそく縫製に取り掛かります。 カーブ針という丸くなった針を使います。立体的なものを縫う場合に使う専用の縫い針です。比較的小さな穴なので、外側から縫い目を見えないように縫い付けるのに、この針はとても便利です。

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

使う糸はボタン糸。ボタン糸は強くて切れにくく、作業がやりやすいのです。生地の素材によっては毛糸のような糸も使うことがあります。要は縫い目が見えないようにすることが大切なんです。

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

糸の種類は500以上になります。色を合わせるのはもちろん、出来る限りぬいぐるみの素材に合わせた糸を使って縫製します。

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

このぬいぐるみの修理は、小さな穴が開いただけのものでしたが。大きな穴が空いてしまったぬいぐるみの場合、表側からは修理が出来ません。一度、中の綿を出して、裏返して裏から修理します。生地が弱っていると裏側から接着芯で補強します。また生地がだめになっていたら、裏側から同じような生地で当てて、当てた部分が表側からわからないようにうまく縫製します。

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

破れた箇所の毛並みをととのえ、すっかり元通りになりました。

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

ぬいぐるみの修理のポイントは、修理した箇所がわからないようにすること。そして修理していない縫い目に負担がかからないように上手くバランスをとって縫い付けることです。これは簡単なようでいて難しい技術です。

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

ハートマークのくまさんの正面がやっと現れました。とても可愛いですね。

 綿詰めの修理例(ムーミン 70センチ)

綿詰めの修理例

ムーミンのキャラクターはちょっと頭でっかち、頭が重いのです。なので首の下の綿がヘタってくると顔が下がってきます。これを直してほしいという依頼です。
作業内容は中綿補充です。

綿詰めの修理例

首のあたりを手で抑えてみると、他の箇所とくらべて綿が痩せて、ちょっとスカスカになっているのがわかります。

綿詰めの修理例

綿がスカスカになっている綿です。もともとふわっとつながっていた綿が、固まり丸まってしまい、綿と綿の間にすき間が出来てヘタってきたのです。

綿詰めの修理例

本来、ぬいぐるみの制作方法は、表の生地だけを、形に合わせてミシンで綿を入れる箇所だけを残して縫製します。縫われていない箇所から中綿を入れます。綿が入り、ぬいぐるみの形ができたら、綿をいれた穴をふさぐのです。そこだけは手縫いです。

綿詰めの修理例

さて作業開始です。綿を入れる場所を探します。手で触りながら探します。手縫いの場所は、職人の手には手触りが違うのでわかります。 1つのぬいぐるみで、綿を入れる箇所は一箇所だけ。手で探ってさがしていきます。

綿詰めの修理例

手縫いの場所は大抵がお腹や背中など、普段見えにくいところにあります。座っているぬいぐるみだったらお尻の部分でしょうか。このムーミンの場合は背中にありました。本体を傷つけないように慎重にはさみを入れていきます。

綿詰めの修理例

結構大きく開くのですね。大きめのぬいぐるみだと、胴体から頭、手足まで綿入れの手が届かなくてはなりません。だから大きく開くのです。

綿詰めの修理例

綿入れです。今回は首の下の綿を補強するので、ある程度の硬さが必要となりますので、多くの綿が必要となります。

綿詰めの修理例

綿は、まっしろな手芸用綿を使用します。素材はコットンではなくポリエステル。コットン(綿)だと湿気を吸ってしまうので、水はけの良いポリエステルが良いのです。

綿詰めの修理例

手で中の硬さを確かめながら、また外側の様子も確かめながら、詰めていきます。

綿詰めの修理例

今回は、頭の下がった形を補強するための綿詰めです。ある程度硬さがないと補正できません。また綿詰めが弱いと、表面にシワやスジが出来てしまいます。
バランス良く詰める技術も職人技です。綿は約600グラムを使用しました。

綿詰めの修理例

つぎは縫い閉じです。ぬいぐるみ専用のカーブ針で縫い目がわからないように縫っていきます。 カーブ針はくぼんだところなど立体的なものを手縫いするのに便利です。

綿詰めの修理例

ぬいぐるみの修理のポイントは、縫い跡など修理部分が外側からまったくわからないようにすることです。このぬいぐるみ用のカーブ針は上手に縫うのにとても適しています。

綿詰めの修理例

外側から縫い目が見えないように、ひと針ひと針縫うごとに確認しながら縫っていきます。

綿詰めの修理例

作業が終了し、まっすぐ前を見る姿勢のムーミンに補正されました。完成です。

 ぬいぐるみの修理 うさぎの耳が垂れている。実は・・

うさぎの垂れ耳修理

おなじみのバッグス・バニーちゃん。ちょっと大きいぬいぐるみです。クリーニング工場からぬいぐるみ修理工房へやってきました。 うさぎの長い耳が垂れ下がっているのを修理してほしいという依頼です。 ミッキーマウスも同じですが、大抵のぬいぐるみの耳はワイヤーが入っています。 早速耳を外してみます。

うさぎの垂れ耳修理

耳が垂れ下がっているのは、中に入っているワイヤーに問題が・・。

うさぎの垂れ耳修理

ワイヤーが折れていました。折れていたので耳が垂れ下がってしまったのです。 もともと折れやすいワイヤーのようです。

うさぎの垂れ耳修理

古いワイヤーを外し、新しいものに入れ替えます。

うさぎの垂れ耳修理

お客様から、そんなに長く使っていないのに、折れて耳が垂れ下がってきたので、もう少し丈夫にしてほしいという要望でした。今度は比較的丈夫なものに取り替えます。

うさぎの垂れ耳修理

ワイヤーが本体の中に挿入し終わると、取り付け縫い直します。

うさぎの垂れ耳修理

糸は「2本取り」といって、2本の強い糸を使って縫い上げます。

うさぎの垂れ耳修理

針もぬいぐるみ専用の針、長いので深く縫うことが出来ます。

うさぎの垂れ耳修理

バッグス・バニーちゃんは、おとなしく修理してくれるのを待ってます。

うさぎの垂れ耳修理

ぬいぐるみの縫製で大事なことは、縫い目が表から出来る限り見えないようにして縫い上げることです。 1本1本の針の通し方が難しいのです。

うさぎの垂れ耳修理

ハイ、出来上がりました。耳付け根の手触りも良い感じです。

うさぎの垂れ耳修理

耳がピンと張っています。中に入れたワイアーはとても丈夫なものですが、柔軟性もあるので、曲げることも可能です。

うさぎの垂れ耳修理

最後にブラッシングをカラダの隅々まで施し完成です。 バッグス・バニーちゃん。良かったね。

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